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大都市では景気が回復してきたと言われますが、本当のところはどうなのでしょうか? そう言えばテレビや新聞などのニュースから「失業率統計」がいつの間にか消えましたね。景気回復の余波は、私の住む田舎にまではまったく及んではいないようですが、大都市だけでも必要なところに必要な人が納まってくれるといいのですが。 企業が必要な人員をちゃんと確保しているかどうかも、まだまだ疑問です。家庭内のことで恐縮ですが、また息子のこと。こちらは長男で社会人4年生。中企業ですが機械メーカーの正社員。本人いわく「機械屋」。業務の枠内に組み込まれて2年目で海外出張が年に4回。空港からレンタカー会社に直行し車で目的地へ・・仕事はケイタイで日本の会社と連絡をとりながらで、帰国予定日に帰国できたことは余りありません。アメリカ、韓国、東南アジアなどはどこへ行っても食べ物には困らないようですが、不自由ではない程の語学力があるわけではありません。海外旅行は「鹿児島県 沖永良部島」と「東京都 神津島村」しか経験がない私には恐怖の世界。出張した本人だって、かつては「飛行機には乗りたくない」なんてほざいていた、気の小さい人間なんです。だからいきなりの海外出張は、多分、キヨミズの舞台から飛び降りる心境だったろうなと思うんです、本人は言いませんが。でも笑って話せる時期が来たらきっとここのところは聞いてやろうと思っているんです。 今は「出向」という訳のわからぬ身分で愛知県の某超大手自動車メーカーで働いています。先日、珍しく3連休がとれたといって帰省してきました。仕事用の分厚い書類と携帯電話を2台持って。2台のケイタイは個人用と仕事用で、狭い家の中でも肌身離さず命の次に大事そうに。私なんかは、出かけるにも持っていくのを忘れ「ケイタイをケイタイしてないんじゃ役に立たない!」としょっちゅう怒られるのに。 個人用のケイタイはピツとも鳴っていませんでしたが、仕事用のは遠慮なく鳴っていました。始めは書類を広げたりしながらのやり取りで対処していましたが、最後はとうとう「分かりました。じゃ今から戻りますから」となってしまいました。予定より数時間早いだけの引き上げでしたが、携帯電話普及の酷です。労働時間がフレックスなので、休暇の届けを出しても承知しているのはグループの長だけ、チームメンバーは工場内のどこかにいるんだろうと連絡をしてきたようです。しかし結局は課長からも連絡が入ったようで、少しカッカとしながら荷物をまとめて車のエンジンをかけました。その後どこからも何の連絡も無いので、多分無事着いたのでしょう。 ケイタイもこういう使い方になるとプライバシーもなにも無いですね。組織が大きくなったりすれば尚のこと、相手が休暇中かどうかなんて誰も構ってはいないのでしょう。必要だから連絡するまで。無機質で機械的な世界です。一人身の身軽なうちは何とかなるのでしょうが、やがて家族を引き連れながらの旅行だったりすると、簡単には済まないのだろうなぁと思い量る親心です。別れ際に「気を付けて」の一言に万感の思いを込めるしかない母なのでした( i _ i ) でも、酷なばかりでもなく、ちゃっかり友人と会うこともしていたのは、やはりケイタイがあるおかげでしょう。 05.11.23記 |
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