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伊豆・田舎暮らし・情報

essay-気の向くままに
祭典休業

 7月中、下旬にはああちこちで夏祭りがあります。全国から観光客を呼んでのお祭りもあれば地域だけの小さなお祭りもあって、お祭り好きの人には嬉しい季節。ワッショイ!ワッショイ!
その夏祭りがもうすぐという頃に、熱海の街中をカメラぶらさげて歩き回っていたら、探していた医院の玄関ドアに「7/○○〜7/○○は祭典のためお休みします」との張り紙がありました。
この地域で生まれ育った方がやっている医院なんでしょうね、地域に溶け込んで、いいじゃないですか。
でも、この時には病気になれないなぁ。
それとも、白衣を着て待っていてもこんな日はだ〜れも来ないから、いっそのことみんなと一緒に飲んじゃおう、かな?
どっちにしても、のどかで、平和ですねぇ。

この張り紙を見て思い出したのが、20年ほど前の、確か秋でした。
やはり「祭典のため休みます」という張り紙。
商店や民間の会社などだったら別に驚くことはないのですが、町役場だったのです。
縁もゆかりもない南伊豆町に引っ越して間もないとき、役場に用があったのか、通りかかって見たのかは覚えていないのですが、これには驚きました。目を疑って何度も読み返したのは覚えています。カルチャーショックっていうんでしょうね、こういうのは。
私が生まれ育ったところも大きな町ではないのですが、こういうことは無かったですねぇ。
今思うと、どんどん人が減っていく町でお祭り行事を維持しようとすると、公務を休んでもとなったのでしょう。民間に休業しろとは言えないですから。
そこを離れてもう15年、今は祭典の日でも窓口くらいは開けているのではないでしょうか?
時勢柄そんな「のどかで 平和」でいられるとは思い難いですものね。



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