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伊豆・田舎暮らし・情報

essay-気の向くままに
ヒョンなところで 意見が一致

 10月ももう4日を過ぎたというのに、まだ暑いです。天気予報では、毎日のように「明日からはぐんと気温が下がります」と、言い訳のように言っています。いつになったらその「明日」になるのやら。

涼しくなると食欲が出て、体重と健康が気になるのですが、簡単な健康診断はどこの自治体でも全市民を対象に行っているようです。伊東市でも、基本検診から始まって胸のX線、乳がん、子宮がんの検診を受けるよう呼びかけています。私のところへも、案内が来ましたので、いつもの医院へ出かけました。

特に異常も感じていなかったので、気軽に窓口で案内を請うと、「千円です。」といわれびっくり。「受付嬢」は医師夫人で、検診は今まで無料だったのがすべて有料になったのだと説明してくださいました。

それじゃ受診する人が減るでしょうというと、「ええ、減りましたよ。市もケチなことするわよねぇ。そんなことせずに競輪を止めたらいいのに」とズバリ。

 競輪というのは、市主催の公営競輪。世の中の景気が悪くなって以来ず〜〜と赤字なんです。開催するたびに赤字が積み重なっている状態なんですが、雇用の問題などで止めるということを決められずに、今度こそ、今度こそ・・とずるずる続いているのです。こんな経済状況で「今度」があろうはずはないと、ズブのシロートにだってわかるのに。

止めた場合の雇用問題は確かに大きいけれど、当面する雇用問題があるからって手をこまねいていて、積み重なっていく赤字を背負うなんてごめんです。事実、無料だった検診が千円にもなると、受診を控える人がでているのが現状。病気の発見が遅れた分だけ医療費もかさばると言われますから、そこでまた市としての出費が増えることにもなるでしょうに・・とは私の意見。

話の途中で他の患者さんが見えたので、尻切れトンボ。それにしてもこの奥さん、立場をはばからず遠慮なく言うなぁ、と思いつつも、わが意を得た思いで話がはずんでしまいました。


「○○さま」なんて歯が浮くような呼び方をされるより、こんな風に気さくな会話ができる医院のほうが私は好きです。でもこの検診で、もし重大なことが見つかったら「○○さま」の方に移らざるをえないんですけどね。
ようやく見つけた秋色

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